危険な頭痛の代表は、「脳腫瘍」です
「朝起きた」時の頭痛は、要注意です!
【症状】頭痛・吐き気・おう吐
【髄膜刺激症状という特徴がある頭痛】
寝ていると、呼吸は減り、脳への圧力は上がります。
(※参考:脳は、豆腐のような感じで、水に浮いています。3層の幕に覆われて、頭蓋骨という骨に守られています。)
脳圧が上がって起こる頭痛は、明け方が多いです。でも、なにもなければ、脳圧は、頭痛を引き起こすほど、上がりません。
脳は、頭蓋骨という閉ざされた水の中に浮かんでいます。そこに、余分なモノ(脳腫瘍)ができると、全体の圧が上がってしまいます。
パスカルの法則を覚えてます?ゴムボールを握ると、握った部分だけではなくボール全体の圧が高まり、ボールの形が変わります。
脳に腫瘍ができて、脳圧が高まるのはこのような理由があります。しかも、脳圧は、横になったり、呼吸が減ると、高まります。
脳腫瘍の初期における特徴で、朝起きた時に痛む頭痛の症状は、こういった為なのです。朝起きて、からだを動かすうちに脳圧は段々と下ります。頭痛もおさまってきます。
脳腫瘍の疑いのある頭痛は、朝起きた時に痛みます。(※なかには、頭痛が全く起こらないものもありますので注意が必要です)
【朝の頭痛以外の特徴】
①突然「がぼっ」と、吐いてしまう。
胃が「むかむか」する吐き方とは、違います。
脳圧が上がると、脳幹部(人間の生命維持の中枢)のおう吐中枢が、刺激されて、反射的に前触れもなく、突然吐くからです。
②手足の運動麻痺(思い通りに動かないなど・・・)
③知覚障害(触っても感じないなど・・・)
④視力低下・視野狭窄
⑤記憶力・判断力低下
☆大事なこと☆ 「素人判断をしないこと」
頭痛に悩む方の多くは、鎮痛剤に頼っている方が多いです。薬は、その場しのぎで何の改善にもなりません。薬が怖いのは、依存性が高まり、耐性が強くなり段々と薬の量が、増えていくことです。
いずれにしても、症状は進行します。「少しでも、おかしい・・・ちょっとでも不安・・・と思ったら脳神経外科へ行きましょう」
今は、CT検査(コンピューター断層撮影)MRI検査(磁気共鳴画像診断)で、簡単に診断ができます。検査してカラ振りでもいいんです。万が一のためです。
こばやし接骨院 院長 小林利忠
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