腱鞘炎（ドケルバン病）

親指を動かす腱（ひも）があります。

二本の腱（短母指伸筋腱・長母指外転筋腱）が手首の親指側にある腱鞘というさや（鞘）の中を通ります。

腱鞘炎は、この鞘に腱が炎症（腫れて）を起こして収まらなくなり、痛みが伴うものです。

【痛みが出る箇所】手首と親指の付け根あたり

親指を使い過ぎるによる刺激のため、腱鞘（腱が通るトンネル）が肥厚して痛みます。

そのため、指は休ませることができず、より一層腱鞘への刺激が強くなり悪循環を繰り返します。

親指を４本の指で握り込むと、「親指と手首の付け根」周辺に痛みが出ます。

また、その状態で上から下方に押されるとさらに痛みが増します。

親指は他の４本の指と違い、独立した動きをします。他の４本は、曲げ伸ばしのみです。

しかし、親指は曲げ伸ばしの他に、内側・外側・つまむなどの人間のみの動作があります。

親指は複雑な構造で仕事量も多いので、放っておいても思うように良くならない事が多いです。

整形外科など病院は検査や手術が主な役割です。腱鞘炎と診断されると、薬や湿布が処方されます。

また、痛みが強い場合は、サポーターで固定をして安静を図ります。様子を見て待ちます。

あまりにも痛みがひどい場合は、ステロイド注射や手術をすることもあります。

痛い親指や腕周辺しか診ません。なぜなら、痛いと、痛い箇所に原因があると判断するからです。

確かに捻挫をしたや打撲をしたのなら、痛みの原因は痛い箇所です。

しかし、なかなか良くならない腱鞘炎の根本原因は、親指ではなく、首や肩、腰の筋肉の緊張です。

親指の筋肉や腱をたどっていくと、どこに着いているか？ご存知ですか。

上半身の筋肉は、首肩に。脚の筋肉は腰です。

親指を使うと、肩が動きます。また親指を使うと、腰が入ります。

このように体は全てが連動しています。筋肉は全部で約４００あります。

親指を動かすだけで、４００個全てが連動して複雑な指の動きます。

腱鞘炎になりやすい親指は、他の４本の指と違い、左右・上下と多様な動きをします。

つまり、それだけ親指は一番仕事量が多く、負担が掛かりやすい箇所と言えます。

当院では、腱鞘炎を改善するために首肩・腰から改善へと導きます。

３回施術を受けると自然治癒力【＝良くなるスイッチ】が入ります。４回目以降は施術の間隔を空けます。

理由は自分で「良くする力」が着いてくるからです。

なお計画通り来院できない場合は、生活習慣の改善と当院独自のセルフケア（ストレッチ・体操）を実践していただきます。

バキバキ、ボキボキするような乱暴な施術はしません。

マッサージとストレッチ、呼吸法の３っを合わせた当院でしか受けられないオリジナルの施術法です。

施術後は、体がびっくりするほど軽くなります。良くなったり、悪くなったりして、少しずつ必ず良くなります。

腱鞘炎で痛めた指は体のほんの一部分にすぎません。

当院では、他院とは違い痛めた腱鞘炎だけを施術することはしません。

体全体の不調がたまたま、腱鞘炎という形で表れただけです。腱鞘炎は、結果であって原因ではないのです。

腱鞘炎を良くすると、あなたが感じていなかった「隠れ腰痛」や今までどうにもならなかった「肩こり」までも解消できます。

こばやし接骨院の院長の小林利忠です。

生まれ育った地元の石神井に平成２１年３月に開院しました。手は何をするのでも、必ず使います。

特に、腱鞘炎は手を酷使する女性になりやすいです。親指は休ませることができないので、なかなか良くならない傾向があります。

指や手をかばうと、腕が痛くなったり、肩や首がこったりと、時間が経てば、経つほど辛さが増してきます。

女性は、家族が優先なので、自分のことが後回しになることが多いです。でも、安心してください。

当院なら腱鞘炎で悩むあなたの力になることができます。あなたのご来院を心よりお待ちしております。

こばやし接骨院　院長　小林利忠

骨折・捻挫・打撲・肉離れなどのケガの施術のスペシャリストです。

☆整形外科で勤務経験有り

院長（小林）は、医療専門学校（日本柔道整復師専門学校）で夜学へ通い難関の国家試験をパスしました。

あなたの大事な体は「厚生労働大臣」公認の国家資格者にお任せ下さい。

いつも担当が違う、先生によってやり方が違うという不安はありません。

院長一人で見るから、微妙な体の変化を察知して回復へ導きます。

当院では痛みの出ている箇所に対して、あまり施術は致しません。そこは根本原因ではないからです。

あなたが気がつかない根本原因を解決すると、良くなるスイッチがオンに入り体質改善ができます。