テニス肘

テニス肘で病院に行くと、肘のレントゲン検査をします。病院では、痛い場所に原因があると、そこが原因と診断します。

骨に異常がないと判断されるとシップやサポーター、または痛み止めの薬が処方されます。そして、様子を見て痛みの経過具合を見ます。

レントゲンを撮っても、テニス肘の場合、骨に問題があるわけではないのでレントゲン上異常はありません。

例えば、転んで肘が腫れている場合はレントゲン検査は必要です。レントゲン検査は被曝をするので、状況に応じて判断したほうが安心です。

肘に電気をかけて、マッサージをするのが一般的です。

痛い箇所しか施術はしません。これは、対症療法です。つまり、穴の空いたバケツにテープを貼ることと同じです。

今までこの様な対症療法的な治療を受けて、一時的に良くなったけれど、また「すぐ」痛くなった経験はありませんか？

町中にはたくさん接骨院、整骨院はありますが、原因を分析して「根本」から良くする接骨院、整骨院は少ないのが現状です。

肘の外側（イラスト：赤い矢印）に痛みが出ます。

橈骨という骨に痛みを感じます。【肘には２本の長い骨があります。外側が橈骨（トウコツ）で内側が尺骨（シャッコツ）です】

骨が痛む訳ではありません。筋肉と腱の付着部に痛みを感じているだけです。【筋肉→腱→骨＝関節】

多くの方は「骨が痛い！？」と不安になります。実際に痛めているのは付着部（筋肉と骨）である腱を痛めています。

骨が折れてたり、骨がズレているようなことはありません。

肘の外側は組織が弱い箇所なので、より痛みを強く感じるだけです。骨がどうにかなっている訳ではありません。安心してください。

テニス肘は、手関節を上（手の甲）に返す頻度が多くなると痛めます。筋肉の性質で上（手首を伸ばす）にする方が筋力が弱いからです。

男性に比べると、筋力だけは劣るので仕方がないところです。しかし、体のちょっとした動かし方のコツが分かれば、力は必要なくなります。

また、女性ホルモンのバランスが崩れると肘などの関節に痛みが出ます。更年期障害や出産後などに痛みを訴える場合があります。

関節は人間の弱い場所なので、たまたま弱い場所に出たのかもしれません。はっきりとした原因はわかっていません。

肘ではなく「腰」です。

肘に集まる筋肉は、細かくてたくさん着いています。肘は、手関節と肩関節の中継地点です。肘は腕の真ん中にあるので、多くの筋肉や腱が集合しています。

だから痛みを感じやすいです。また、肘は、末端です。木で例えるなら肘は枝です。大事なのは、幹です。体幹です。

体幹とは、体の中心部分である腰です。

中心（腰）の動きが悪くなると、力が末端に伝わりづらくなります。すると、肘（腕）に変な力が加わり、余分な力が入って痛めます。

体は全部繋がっています。指を動かすと、腰の筋肉も使っています。腰が入らないと、物を上手に移動することはできません。

腰（体幹）の位置が決まるから、腕がうまく動くのです。テニスが上手な方は、ボールを体の回転運動で、一連の流れでボールを打ちます。

また、物を持つ時も同じです。腰を屈めて、腕を伸ばして物を掴んで、腰を伸ばして物を持ち上げます。

つまり、腰に遊び（余裕）がないと、腕（肘）はうまく機能しません。

肩に余計な力が入ると、肩が挙がって（すくんで）腕に変な力が入るからです。肘の筋肉は首、肩から始まって肘へ伸びて、手に着いています。

筋肉はゴムのように伸びて縮んで動きます。だから、肩がこると、手や腕に力が伝わりづらくなります。

肩こりも良くすると、上半身と下半身が連動して、テニス肘も腕の痛みも忘れます。プレーにキレが出ます。

車だったら、パンクをすればタイヤ交換で、元通りに走ります。しかし、人間の体は機械とは違います。

人間の体はすべてが連動しています。

どこか一箇所でも動きが悪くなると、お互いをかばい合います。それでも、最初は何とか誤魔化しが効きます。

しかし、微妙な筋肉のバランスを失います。

筋肉のバランスを失うと、筋肉が異常に緊張します。筋肉が緊張すると、関節を引っ張り動きを悪くします。

すると、痛みが出ます。

当院は、痛みの出ている箇所ではなく、痛みを誘発している根本原因を見つけ出します。根本原因さえ分かれば、あとは良くなるだけです。

３回施術を受けると自然治癒力【＝良くなるスイッチ】が入ります。４回目以降は施術の間隔を空けます。

理由は自分で「良くする力」が着いてくるからです。

なお計画通り来院できない場合は、生活習慣の改善と当院独自のセルフケア（ストレッチ・体操）を実践していただきます。

根本的な解決と考えると、ストレッチだけでは難しいです。ただし、ストレッチにも一定の効果があります。

当院ではストレッチのコツ（ポイント）を教えます。

湿布はあくまでも対症療法に過ぎません。久しぶりに運動して筋肉痛だから、湿布をするならある程度の効果があると思います。

しかし、テニス肘などで一旦痛めてしまった場合は、痛みを減らすというよりも、これ以上悪化させないという目的で使うことをお勧めします。

テニス肘エルボーというサポーターがあります。サポーターで肘の腱を圧迫して手関節を動かした時に肘に痛みが出ないように、腱の動きを押さえ込みます。

自ら利き手でない方（多くは利き手を痛めます）の手で、肘にサポーターで止めます。

この時に、肘を痛みのでない箇所をサポーターで抑えるのが難しいです。

テニス肘エルボーは、正しい位置で固定するのが難しいです。当院はサポーターを患者さんに致しません。もちろん販売もしません。

例えサポーターをして痛みがなくなっても一瞬です。サポーターに頼れば、筋肉が落ちて痛みに負ける肘になるからです。

腕の痛みは辛いです。腕は物を持つたり、掴んだりするときに必ず使います。

それだけに思ったように回復しないと、次第に不快感が募ります。

当院では、テニス肘を腕だけを診るのではなく、体全体から改善していきます。

なぜなら、腕は体全体の一部分だからです。

もし、いま肘が痛くて、思ったように改善しないのなら、私の施術を受けてみませんか？あなたのご来院を心からお待ちしています。

こばやし接骨院　院長　小林利忠

こばやし接骨院は「もう一度あなたの大好きなことに挑戦できる」「断念しかけていたことができるようになる」接骨院です。

「からだのつらい悩みをわすれて楽しい日常生活を送りたい」と思うあなたならきっとよくなり、喜んでいただけます。

わたしの目標は「肩こりで悩む女性を救う」ことです。

肩こりで長い間、悩んできた方ほどあきらめています。その気持ちもわかります。

わたしは、そんな方に「肩こりって根本的に改善できるんだ」と希望を持ってもらいたいのです。

今、あなたが首肩の不調で悩んでいるのなら、ぜひうちに来てください。ご来院心よりお待ちしています。

こばやし接骨院　院長　小林利忠

骨折・捻挫・打撲・肉離れなどのケガの施術のスペシャリストです。

☆整形外科で勤務経験有り

院長（小林）は、医療専門学校（日本柔道整復師専門学校）で夜学へ通い難関の国家試験をパスしました。

あなたの大事な体は「厚生労働大臣」公認の国家資格者にお任せ下さい。

いつも担当が違う、先生によってやり方が違うという不安はありません。

院長一人で見るから、微妙な体の変化を察知して回復へ導きます。

当院では痛みの出ている箇所に対して、あまり施術は致しません。そこは根本原因ではないからです。

あなたが気がつかない根本原因を解決すると、良くなるスイッチがオンに入り体質改善ができます。

初めて行く治療院が、男性一人の治療院だったら不安ではないですか？

当院は、夫婦二人で診療しておりますので、ご安心ください。

男性の院長に聞きにくいことがありましたら、遠慮なく女性受付スタッフにお尋ねください。

当院はあなたの不調をただ改善しようとは思っていません。あなたには元気になってほしいのです。

そして…今までできなかったことに挑戦してほしいのです。

もし今不調で悩んでいるなら、私たちと一緒に良くしませんか？私たちはあなたの力になります。ご来院心よりお待ちしています。

こばやし接骨院　院長　小林利忠